国立国語研究所
 
 

明治・大正編 概要 INTRODUCTION

『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅰ雑誌』として明治・大正期の雑誌のデータを、『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅱ教科書』として小学校・高等小学校で使用された国定国語科教科書のデータを、『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅲ明治初期口語資料』として明治初期に刊行された主要な口語資料のデータを公開しています。

※長単位データは付与されていません。

雑誌 明治・大正編Ⅰ

概要

『明治・大正編Ⅰ雑誌』は、明治期から大正期までの各年代を代表する雑誌の一定の年数ごとの刊行分を収録しています。多様な記事ジャンルや著者層を有する雑誌を資料とし、現代語の確立に至るまでの書き言葉の様相を広く見渡し、文語体から口語体への移行といった近代語の変化を通時的に捉えられるように設計されています。

明治・大正編Ⅰ雑誌

「明治・大正編Ⅰ雑誌」に収録した雑誌名・刊行年(巻号)は以下のとおりです。

  • 明六雑誌
      1874年(第1号‐第25号)
      1875年(第26号‐第43号)
  • 東洋学芸雑誌
    1881年(第1号‐第3号)
    1882年(第4号‐第15号)
  • 国民之友
      1887年(第1号‐第13号)
      1888年(第14号‐第36号)
  • 太陽
      1895年(第1巻第1号‐第12号)
      1901年(第7巻第1号‐第5号、第7号‐第10号、第12号‐第14号)
      1909年(第15巻第1号‐第2号、第4号‐第6号、第8号、第10号‐第14号、第16号)
      1917年(第23巻第1号‐第6号、第8号‐第10号、第12号‐第14号)
      1925年(第31巻第1号‐第5号、第7号、第9号‐第14号)
  • 女学雑誌
      1894年(第387号‐第405号)
      1895年(第406号‐第417号)
  • 女学世界  1909年(第9巻第3号、第5号、第8号、第10号、第13号、第16号)
  • 婦人倶楽部 1925年(第6巻第3号、第6号、第12号)

テキストの収録範囲

原則として雑誌各冊の全テキストを収録対象としていますが、次の文書要素はコーパスの対象範囲外としました。

  • 表紙
  • 目次・目録
  • 刊記・識語
  • 口絵や図表を中心とする記事
  • 漢文や欧文からなる記事
  • 前号の誤植等を訂正する記事
  • 記事不掲載を謝罪する記事
  • 雑誌の販売価格・販売方法、広告料等を告知する記事
  • 広告

また、コーパスの収録対象とした文書要素のテキストのうち、次の部分は対象からは除外しました。

  • 図表・挿絵・写真中のテキストとそのキャプション
  • 漢文や欧文からなる段落

概要書・解説書・規程集

コーパスのテキストには、短単位形態論情報をはじめとして、雑誌・記事・作者等に関する情報が付与されており、コーパス検索アプリケーション「中納言」の検索結果から参照することができます。
利用に際しては、以下の本コーパスの概要書をご一読のうえ、ご利用ください。

本コーパスの前身である4コーパスの仕様の詳細は以下のページからご参照ください。

本コーパスの短単位形態論情報は文語・口語の文体別に以下の規程集に基づいて付与されています。
利用に際しては、規程集もご一読のうえ、ご利用ください。

雑誌の原本画像とのリンク

「中納言」によるコーパスの検索結果では、以下の雑誌の原本画像とのリンクが表示され、原本を参照しながらコーパスを利用することができます。(『女学雑誌』『女学世界』『婦人倶楽部』の原本画像の参照はできません。ご注意ください。)

ご利用にあたって

本コーパスをご利用になる際は、必ず下記の情報を明記してください。(バージョンやアクセス年月日は適宜置き換えてください)

  • 国立国語研究所(南雲千香子・近藤明日子ほか)編(2019)『日本語歴史コーパス明治・大正編Ⅰ雑誌』(短単位データ 1.2,中納言バージョン 2.4.4)https://pj.ninjal.ac.jp/corpus_center/chj/meiji_taisho.html#zasshi(2019年3月29日確認)

※ バージョンかアクセス年月日のいずれかを明記すれば下記のように短縮しても構いません。

  • 国立国語研究所(2019)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅰ雑誌』https://pj.ninjal.ac.jp/corpus_center/chj/meiji_taisho.html#zasshi(2019年3月29日確認)
  • 国立国語研究所(2019)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅰ雑誌』(短単位データ 1.2)https://pj.ninjal.ac.jp/corpus_center/chj/meiji_taisho.html#zasshi

『日本語歴史コーパス 明治・大正編』は、オンライン検索ツール「中納言」を通してご利用いただけます。ご利用には利用許諾契約契約が必要です。詳しくは利用・申込方法をご覧ください。

開発スタッフ

    開発担当者

    • 近藤明日子 間淵洋子 服部紀子 南雲千香子 (プロジェクト非常勤研究員)

    開発協力者

    • 小木曽智信(教授) 田中牧郎(明治大学教授)
    • 鴻野知暁(プロジェクトPDフェロー)
    • 木川あづさ 中野淳子 若狭絢 堀麻美(技術補佐員)
    • 梅田明日香 小川志乃 加藤文明子 髙橋雄太 仲村怜(作業協力者)

    

※ 肩書きは開発当時のものです。

このコーパスは、国立国語研究所共同研究プロジェクト「通時コーパスの設計」(2009-2016)JSPS科研費 JP15H01883「日本語歴史コーパスの多層的拡張による精密化とその活用」(2015-2019)および国立国語研究所共同研究プロジェクト「通時コーパスの構築と日本語史研究の新展開」(2016-)の成果の一部です。

教科書 明治・大正編Ⅱ

概要

明治36(1903)年、小学校令の改正により、小学校で使用される教科書は文部省において著作権を有するものに限るとする教科書の国定制度が確立され、国語科では明治37(1904)年から国定教科書が使用されました。国定国語科教科書は、国語教育を通して、文字言語としての言文一致体の完成と音声言語としての標準語の確立を目指して編集され、近代日本における標準語の確立・普及に大きく貢献した資料です。 「明治・大正編Ⅱ教科書」には、小学校*で使用された国定国語科教科書(第1期~第6期)と小学校に続く教育課程である高等小学校で使用された国定国語科教科書(第1期)を収録しています。

*本コーパスで「小学校」と呼ぶ教育課程は、実際には各時期の学校制度改革により「尋常小学校」→「国民学校初等科」→「小学校」と呼称が変遷しています。本コーパスではこれらをまとめて「小学校」と呼んでいます。

収録教科書

収録した期(使用開始年)と教科書名は以下のとおりです。

  • 小学校
    第1期(1904年) 尋常小学読本 一~八
    第2期(1910年) 尋常小学読本 巻一~十二
    第3期(1918年) 尋常小学国語読本 巻一~十二
    第4期(1933年) 小学国語読本尋常科用 巻一~十二
    第5期(1941年) ヨミカタ 一~二/よみかた 三~四/初等科国語 一~八
    第6期(1947年) こくご 一~四/国語 第三学年~第六学年
  • 高等小学校
    第1期(1904年) 高等小学読本 一~八

テキストの収録範囲

原則として雑誌各冊の全テキストを収録対象としていますが、次の文書要素はコーパスの対象範囲外としました。

  • 表紙
  • 目次

また、コーパスの収録対象とした文書要素のテキストのうち、次の部分は対象からは除外しました。

  • 図表・挿絵中のテキストとそのキャプション

本コーパスの小学校教科書のデータは、『国定読本用語総覧 CD-ROM版』(国立国語研究所編、1997)を作成する際に用いられた本文のテキストデータを基礎としています。また、高等小学校教科書のデータは別途作成していた『高等小学読本』の形態論情報付きコーパス(近藤明日子・小木曽智信・加藤文明子(2010)「『高等小学読本』の形態論情報付きコーパス」『情報処理学会シンポジウム論文集(じんもんこん2010論文集)』2010:15、pp.189-194)のデータを基礎としています。本コーパスはこれら2つのデータを統合し、『日本語歴史コーパス』の設計に合わせて再構築したものです。

概要書・規程集

コーパスのテキストには、短単位形態論情報のほか、期・学年などに関する情報が付与されており、コーパス検索アプリケーション「中納言」の検索結果から参照することができます。 利用に際しては、以下の概要書をご一読のうえ、ご利用ください。

本コーパスの短単位形態論情報は文語・口語の文体別に以下の規定集に基づいて付与されています。規定集もご一読のうえ、ご利用ください。

教科書の原本画像とのリンク

「中納言」によるコーパスの検索結果では、以下の教科書の原本画像とのリンクが表示され、原本を参照しながらコーパスを利用することができます。(小学校国語科教科書の第2期~第6期の原本画像は参照できません。ご注意ください。)

  •  ・小学校国語科教科書(第1期)   国立国語研究所蔵本『尋常小学読本』画像
  •  ・高等小学校国語科教科書(第1期) 国立国語研究所蔵本『高等小学読本』画像
  • ご利用にあたって

    本コーパスをご利用になる際は、必ず下記の情報を明記してください。(バージョンやアクセス年月日は適宜置き換えてください)

    • 国立国語研究所(服部紀子・間淵洋子・近藤明日子ほか)編(2018)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅱ教科書』(短単位データ1.0,中納言バージョン2.4.4)https://pj.ninjal.ac.jp/corpus_center/chj/meiji_taisho.html#kyokasho (2018年10月15日確認)

    ※ バージョンかアクセス年月日のいずれかを明記すれば下記のように短縮しても構いません。

    • 国立国語研究所(2018)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅱ教科書』https://pj.ninjal.ac.jp/corpus_center/chj/meiji_taisho.html#kyokasho(2018年10月15日確認)
    • 国立国語研究所(2018)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅱ教科書』(短単位データ1.0)https://pj.ninjal.ac.jp/corpus_center/chj/meiji_taisho.html#kyokasho

    『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅱ教科書』は、オンライン検索ツール「中納言」を通してご利用いただけます。ご利用には利用許諾契約が必要です。詳しくは利用・申込方法をご覧ください。

    開発スタッフ -明治・大正編Ⅱ教科書-

      開発担当者
      • 服部紀子(プロジェクト非常勤研究員)
      • 間淵洋子(特任助教)
      • 近藤明日子(プロジェクト非常勤研究員)

      開発協力者
      • 小木曽智信(教授)
      • 松崎安子(プロジェクトPDフェロー)
      • 河瀬彰宏 南雲千香子(プロジェクト非常勤研究員)
      • 木川あづさ 中野淳子 坂東諒 若狭絢(技術補佐員)
      • 梅田明日香 加藤文明子 髙橋雄太(作業協力者)

    ※肩書きは開発当時のものです。

    このコーパスは、国立国語研究所共同研究プロジェクト「通時コーパスの構築と日本語史研究の新展開」の成果の一部です。

    明治初期口語資料 明治・大正編Ⅲ

    概要

    『明治・大正編Ⅲ明治初期口語資料』は、明治初期刊行の主要な口語体資料を収録したコーパスです。収録した資料は、当時の話し言葉や、明治・大正期に拡大・定着した口語体(言文一致体)の初期の姿を知る上で重要なものとされています。

    収録作品と底本

    ※収録作品の詳細については、本コーパスの概要書 「『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅲ明治初期口語資料』(短単位データ0.8) テキストの凡例と『中納言』表示項目について」をご覧ください。

    テキストの収録範囲

    各作品の底本の全テキストを収録対象としていますが、次の文書要素はコーパスの対象範囲外としました。

    • 表紙
    • 目録
    • 刊記
    • 広告

    また、コーパスの収録対象とした文書要素のテキストのうち、次の部分は対象からは除外しました。

    • 挿絵に付属するテキスト
    • 漢文や欧文からなる段落

    概要書・解説書・規程集

    本コーパスの利用に際しては、以下の概要書をご一読のうえ、ご利用ください。

    本コーパスの短単位形態論情報は文語・口語の文体別に以下の規程集に基づいて付与されています。利用に際しては、規程集もご一読のうえ、ご利用ください。

    ご利用にあたって

    本コーパスをご利用になる際は、必ず下記の情報を明記してください。(バージョンやアクセス年月日は適宜置き換えてください)

    • 国立国語研究所(近藤明日子・市村太郎ほか)編(2019)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅲ明治初期口語資料』(短単位データ0.8)https://pj.ninjal.ac.jp/corpus_center/chj/meiji_taisho.html#shokikogo (2019年3月XX日確認)

    ※ バージョンかアクセス年月日のいずれかを明記すれば下記のように短縮しても構いません。

    • 国立国語研究所(2019)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅲ明治初期口語資料』https://pj.ninjal.ac.jp/corpus_center/chj/meiji_taisho.html#shokikogo(2019年3月XX日確認)
    • 国立国語研究所(2019)『日本語歴史コーパス 明治・大正編Ⅲ明治初期口語資料』(短単位データ0.8)https://pj.ninjal.ac.jp/corpus_center/chj/meiji_taisho.html#shokikogo

    『日本語歴史コーパス 明治・大正編』は、オンライン検索ツール「中納言」を通してご利用いただけます。ご利用には利用許諾契約契約が必要です。詳しくは利用・申込方法をご覧ください。

    開発スタッフ

      開発担当者

      • 近藤明日子(国立国語研究所プロジェクト非常勤研究員/明治大学研究推進員)
      • 市村太郎(常葉大学講師/元国立国語研究所プロジェクト非常勤研究員)

      開発協力者

      • 小木曽智信(教授) 田中牧郎(明治大学教授) 高田智和(准教授)
      • 髙橋雄太 堀麻美(技術補佐員)
      • 大久保歩美(作業協力者)

        

    ※ 肩書きは開発当時のものです。

    このコーパスは、国立国語研究所共同研究プロジェクト「通時コーパスの設計」(2009-2016)国立国語研究所共同研究プロジェクト「通時コーパスの構築と日本語史研究の新展開」(2016-)MEXT科研費15H01883「日本語歴史コーパスの多層的拡張による精密化とその活用」(2015-)の成果の一部です。

 
 
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日本語をはじめとする言語を分析するための基礎資料として、書き言葉や話し言葉の資料を体系的に収集し、研究用の情報を付与したものです。