研究班

会話コーパス構築班

会話コーパス構築班では、さまざまなタイプの日常会話200時間をバランス良く納めた大規模な日常会話コーパスを構築しています。 調査者は立ち会わず、生活の中で生じる会話を会話者自身に収録してもらうことで、日常会話をより自然な形で記録する点に特色があります。 収録した会話音声は文字化した上で、形態論情報や統語情報、発話単位、談話行為などのアノテーション(情報付与)を行い、検索可能な形に整備して、一般に公開します。

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レジスター班

レジスター班では、日常会話に加え、講演などの独話や発話を前提に書き言葉で記されたシナリオ、発話を前提としない小説などの会話文をも含む多様な言語使用域(レジスター)の話し言葉を比較し、 語彙・文法・韻律などの特性を探ります。 そのために、書き言葉コーパス(BCCWJ)の会話文を対象に発話者情報を付与し、検索可能な形に整備して、一般に公開します。

相互行為班

相互行為班では、会話相互行為の中で文法が果たす役割やその特性・構造を、定形表現や語順、談話標識、文法化現象、言いよどみなどに焦点を当て、英語など日本語以外の会話との比較を通して総合的に分析します。 また、会話コーパス構築班と共同で談話行為などの高次のアノテーションを行います。

経年変化班

昭和期の話し言葉と現代の話し言葉を、アクセント・韻律・語彙・文法などの観点から比較することにより、話し言葉がどのような経年変化を経て現在の状態に至ったかを実証的に解明します。 そのために、昭和期(1960年前後)の話し言葉(独話・会話、各50時間)を集めた昭和話し言葉コーパスや、 国会会議録データ(1947年~2012年)を経年変化研究用に整備した検索システムを一般に公開します。