• ホーム » コラム » 韓国語の擬態語と日本語の擬態語の比較 [うろうろ]
コラム - 韓国語 [うろうろ] -

 

 自分の家の前を怪しい人が「うろうろ」しているとき、韓国語では、「オスルロン・ゴリダ()」といいます。「オスロン()」というのは少し体の大きい動物、例えば、熊や虎のような動物や人がゆっくりと歩き回る様子を表すことばです。人の場合は、子供でも大人でも使います。「ゴリダ」は 接辞として「オスロン」という動作が連続的に行われていることを意味します。また、「オスロンオスロン・ゴリダ」のように「オスロン」を2回続けて言うこともできます。
 しかし、大きい駐車場に自分の車をどこにとめたか忘れてしまって、あっちへうろうろ、こっちへうろうろするときは「オスロン」ではなく、「ウワンザワン()」と言います。「ウワザワン」は「右往左往」という熟語を韓国語読みしたものです。(「右:ウ、往:ワン、左:ザ、往:ワン」)つまり、「オスロン」は、ある動物や人が行ったり来たりしている動きを捉えたものですが、「ウワンザワン」は探し物が見つからなかったり、難しい問題にぶつかってしまったりして途方にくれたときに用いることばです。「オスロン」も「ウワンザワン」も行ったり来たりする動きは同じだと言えますが、やむをえない理由や何か特別な目的があって動き回っているのは「ウワンザワン」と言えるでしょう。