• ホーム » コラム » 韓国語の擬態語と日本語の擬態語の比較 [どんどん]
コラム - 韓国語 [どんどん] -

 

 「ドアを強く叩く音」と「大きな太鼓を強く叩く音」は、日本人の耳には同じように聞こえるようで、どちらも「どんどん」といいます。たしかに、ものを叩くという動作は同じかもしれません。しかし、韓国ではこの二つを違う音として表します。ドアを強くたたく音は「クァンクァン()」もしくは「クンクン()」であり、太鼓をたたく音は「ドゥンドゥン()」といいます。ドアを強くたたく音はうるさいので、韓国語では息を強く伴う激音「(ku)」を使います。ところが、太鼓を叩く音はリズム感があり、聞いていて気持ちの良い音なので平音の「(du)」を使います。
 また、「どんどん」は、音を表すほかに「日本語がどんどん上手になる」のように、日本語が上手になるスピードが速い場合にも使います。しかし、韓国語の「クァンクァン()」「クンクン()」は、ものを叩く音しか表せないため、日本語が早く上手になる様子を表す場合は、「プチョクプチョク()」といいます。
 しかし、「駅前にマンションがどんどん建つ」の場合は「プチョクプチョク()建つ」とはいいません。「プチョクプチョク()」は日本語が上手になったり、背が大きくなったり、何かが速く進歩したりのびたりすることを表します。